西岡 大輔 NISHIOKA Daisuke
Social Reformer (医師、社会福祉士、介護支援専門員)
大阪医科薬科大学 総合医学研究センター医療統計室 講師
南丹市国民健康保険美山林健センター診療所 所長(非常勤)
日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医
経歴
2005年3月 | 大阪府立天王寺高等学校卒業(57期生) |
2012年3月 | 神戸大学医学部医学科卒業 |
2017年3月 | 東京勤労者医療会東葛病院 初期・後期臨床研修 修了 |
2020年10月 | 江戸川学園おおたかの森専門学校社会福祉士養成学科 卒業 |
2021年3月 | 東京大学大学院医学系研究科社会医学専攻医学博士課程 修了 |
2020年12月 | 大阪医科大学 医療統計室 助教 (着任) |
2021年4月 | 大阪医科薬科大学 医療統計室 助教 (大学名変更) |
2022年4月 | 大阪医科薬科大学 医療統計室 講師 (昇任) |
2025年1月 | ・・・? |
学位
博士(医学)
委員会等活動
日本プライマリ・ケア連合学会 健康の社会的決定要因検討委員会 委員
日本プライマリ・ケア連合学会 代議員
日本医療ソーシャルワーカー協会 理事
生活困窮者の健康支援を研究
人々の健康には、その人を取り巻く社会的な要因(健康の社会的決定要因/社会的健康規程因子: SDH)が影響しています。そのような要因に対応できる、保健・医療・介護・福祉・地域社会が密に連携した健康なまち・しくみづくり、人材づくりを学び、研究しています。
特に、医療への
・貧困、孤立、障害といった心理社会的な障壁
・へき地や離島といった物理的な障壁
があるような人々の健康権の保障を目指しています。
研究者として、当事者や現場の支援者、政策決定者などの話を伺い、研究者だけで研究を完成させないことをモットーにし、社会変革に少しでも貢献することを目指しています。
具体的な研究の内容
・保健医療介護福祉の分野を超えた、産官学民のセクターを超えた、政策、事業、活動のコレクティブインパクトの評価研究
・行政データ(国民健康保険データ、生活保護データ、地域福祉計画の調査データなど)を用いた住民の健康や健康行動に関するデータ分析、健康なまちづくり研究
・無料低額診療事業等の社会福祉制度利用者のレジストリ作成 利用者の健康支援に資するデータ分析
・社会的処方(保健・医療・介護・福祉・地域社会の連携を通じた健康なまちづくり)
・在宅医療に関わる医療ソーシャルワーカーの実態と求められるコンピテンシーに関する研究 など
他にも、臨床研究の統計分析支援を行っています。