2024年6月に浜松で開催された、第15回日本プライマリ・ケア連合学会で優秀演題候補として発表しました。⇨当該記事はこちら
その結果、日野原賞という若手に与えられる優秀演題の賞をいただくことができました。ご審査いただいた先生方、聞いてくださった参加者の方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
大変喜ばしい、光栄な受賞ではありますが、今でもまだ自分の演題がこの賞に値するのか、葛藤があります。受賞をきっかけに、これまで生活保護に関わる研究を振り返ってみました。
日本プライマリ・ケア連合学会の学術大会で生活保護利用者の方々の健康状態や受療行動に関する研究を初めて発表したのは2019年のことです(実はその大会でも日野原賞の受賞候補演題でした)。
当時の自分はまだプライマリ・ケアのことに関して勉強中(今もですが)の身で、未熟な発表だったなと振り返って感じています。その後も毎年、学会に生活保護に関連する演題を出し続けて、生活保護利用者の実態の理解につながればと思い、取り組んできました。
これまでの振り返りから、私のこれまでの研究活動は、多くの指導者、研究者の仲間、プライマリ・ケアの先生方からの言葉や応援、アドバイスなどに支えられてきたことを実感しました。また、自治体の方々ともに歩んできた日々もありました。これらの総合的なプロセスに賞をいただいたのだと信じていあす。
私が所属する大学のホームページでも受賞の記念写真・広報が公開されました。
これからも、社会に存在しているものの潜んでいる・隠れている事実を、より確からしく社会で共有・理解できるように、その粒度や精度が高くなるように努めていきます。
これからもご指導のほどどうぞよろしくお願いいたします☻
西岡 大輔(にしおか だいすけ)