11月23日、佐賀県で開催される九州医療ソーシャルワーカー研修会で中堅者向けの研修の講師を務めます。

テーマは、「日常の対人援助の一歩先へ ~社会的健康規程因子とその溝を埋める~」です。
150分間で、学び、動き、議論する。いろいろ盛りだくさんで記憶に残る講義を準備しています。
ご参加いただけるみなさまとお会いできることを楽しみにしています!
まず講義によりSDHの理論的基盤を整理します。また複数の事例検討をグループディスカッション形式にて行い、臨床現場の支援から社会的背景や制度的課題へと視座を向け、臨床実践とソーシャルアクションを結びつける視点を共有することを目指します。
メアリー・リッチモンドの精神に表される “The good social worker doesn’t go on helping people out of a ditch. Pretty soon, she begins to find out what ought to be done to get rid of the ditch.” ―「優れたソーシャルワーカーは、ただ人を溝から助け出すのではなく、その“溝”をなくすには何が必要かを考え始める」― の現代における実践を一緒に考えましょう。
佐賀のソーシャルワーカーのみなさんと、佐賀のポケふたとロマサガマンホールに出会えるのを楽しみにしています!

西岡 大輔 (にしおか だいすけ)

