雑誌「貧困研究」に、
「コロナ禍の影響を測る COVID-19の流行による低所得者への健康影響の現状と課題 Health impact of the COVID-19 pandemic on low-income people: Available evidence and future challenges」
が公開されました。
「貧困研究」誌は、国内の社会福祉学の指折りの雑誌でいつか自身の論文を掲載してもらいたいと思っていたので嬉しかったです。内容としては、
- はじめに
- 流行前の低所得者の健康
- 流行による低所得者への健康影響仮説
- 流行による低所得者の健康に関する計量的な実証研究
- 現場のエビデンスと将来課題
と章立ててまとめました。
コロナ禍以前の国内の低所得者の健康の課題、コロナ禍中の低所得者の健康に関連する状況などに関する文献をレビューし、統計等の数字を扱う量的研究に取り組んだことがない方でもなるべく読みやすいよう工夫して書きました。ぜひ疫学・公衆衛生学と社会福祉学の研究の架け橋になれば嬉しいです。
表紙が(好みの)ピンクで、これもまた嬉しかった(?)です!笑
一般書店でも購入できますので、ぜひお手に取ってください!
西岡大輔(にしおか だいすけ)