被保護者健康管理支援事業の研究

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これまでの連載から考える健康管理支援事業におけるケースワーカーの役割

生活保護の利用者に限った話ではないですが、健診やワクチン等の予防行動も含め、人々が保健医療機関を受診するまでには数々の障壁があることが知られています(Levesque JF, et al. Int J Equity Health. 2013; Nishioka D. BJGP Open. 2022)。 障壁は5つあり、それぞれを具体的に紹介していきます(過去のエントリーでも簡単に紹介したことがあります)。
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日々のケースワークは健康支援につながっている

「貧困」の状態は、物や金銭がないことのみを示すのではありません。その人が社会の中で排除されていることや、権利を行使できない状態や声をあげることが難しい状態も貧困の概念に含まれます。生活保護利用者では、複合的な困窮や困難、社会からの排除を経験して、今に至っていることを踏まえることが重要になります。
メディア

厚生労働省のYoutubeチャンネルに出演中です!

「被保護者健康管理支援事業 あなたにもできる具体的な支援~日々のケースワークは健康支援につながっている~」という題でお話しました。
出版

「付き添い支援」は利用者の健康に役立つのか?

「付き添い支援」とは、困難を抱える人にとって必要な支援を受けるためのコーディネートをしたり、支援現場におけるニーズを代弁したり、受けた支援に関して理解を助けたりする伴走的な同行者による支援です。(日本老年医学的評価研究機構, 2019.)