1月に沖縄大学で開催された貧困研究会に参加しました。
前日は美山町で積雪があり、雪景色から温暖な海の景色へとひとっ飛びでした。
研究会では、玉城福子先生(名桜大学)のご講演より、沖縄とセクシュアリティの社会学を題材に、貧困研究との関連性、公衆衛生研究との関連性を深めることができました。
私自身は、「社会調査における貧困集団の代表性の検証:日常生活圏域ニーズ調査データの応用」という題で、行政の社会調査にどの程度貧困集団の声が含まれているのかを定量的に検証した研究成果を発表しました。
他の演題も非常に興味深く、並列した発表が聞けなかったのが残念ですが、新しい出会い・ご縁が生まれ、刺激的な時間を過ごすことができました。
また、編集委員を務めている雑誌「貧困研究」において、私がリードして特集を組むことが決まりました。年内に刊行予定ですので、楽しみにしていただけましたら!
研究会の後は平和学習で、20年ぶりの平和記念公園への訪問でした。当然と言えば当然なのですが、10代のころとは全く異なる視点から、自分の世界観があらためて揺るがされる場でした。
今後も平穏な社会に貢献できるよう、研究を進めてまいります。
引き続きのあたたかいご支援の程、どうぞよろしくお願いいたします!
西岡 大輔(にしおか だいすけ)