研究

ソーシャルワーク

*講演*生活保護利用者の頻回受診に関する要因:個人と医療機関の特徴

生活保護利用者の「頻回受診」は古くから議論されていましたが、頻回受診の実態や関連要因についての検討はなされていませんでした。この研究では、当時までほとんど研究利用されてこなかった生活保護行政のデータを活用し、生活保護利用者による医療機関への月15回の受診=頻回受診に関わる要因を検討しています。
ソーシャルワーク

*日本医療福祉政策学会 野村記念奨励賞受賞講演資料*

2022年8月4日 日本医療福祉政策学会研究例会で野村記念奨励賞の受賞講演を行います。 受賞対象となった英語論文はこちら。受賞講演に際し、日本語に和訳したものを公開しました。ぜひお読みいただけましたら幸いです。
ソーシャルワーク

論文「私たち医療従事者は健康格差対策の味方か?敵か?」が公開されました(2022年6月22日)

私は、医療現場で出会う人々の困難や、医療従事者としての接し方に疑問を持ったことをきっかけに、大学院に進学するとともに社会福祉の学びを始めました。その中で、医療現場での教育に活かせるかもしれないと思った気づきをまとめたものです。
出版

*生活保護利用者の頻回受診に関する研究の論文が公開されました(2022年5月26日)*

頻回受診には、ひとり暮らしであることや就労していないこととの関連が、過去の私たちの研究で見られていました(過去の研究はこちら→ Nishioka et al, 2020)。今回は複数の背景要因を考慮して利用者をグループ化することで、より現実的で具体的な支援対象となる人々を見つけ、従来のアプローチでは見落としがちな集団があることに気づくことができました。