被保護者健康管理支援事業の研究

教育・講演

*講演*被保護者健康管理支援事業と部署間連携の重要性

講演では、被保護者の方の健康支援について考える前に、まず参加されている皆さんの健康について振り返っていただきました。健康というのは、健康な時にその大切さを感じることが難しいことも多いですが、日々の生活の中のとても身近なところに健康をおびやかす要因があるということを、具体的な研究結果を通じて紹介しました。
学会発表

*講演*「健康管理支援事業」について.現状の実態把握と今後の具体的な支援策を考えてみよう

初めに、今回この講演に参加されている皆さんが、日々の業務で向き合っている生活保護の利用者にとって、大切なつながりであること、そしてそのつながり自体が健康支援につながっていること、というメッセージが伝えられました。講演では、参加者のみなさんとゲームをしました。ゲームの「ご褒美」が「健康を手に入れる」こととするならば、果たして「健康」を得る機会は公平に与えられているだろうかという、問いかけでした。
出版

被保護者健康管理支援事業のフェイスシートを提案しました

令和4年度社会福祉推進事業を受託し、「被保護者健康管理支援事業」におけるフェイスシートの標準項目および事業の評価指標を提案しました。全文はこちらからダウンロードできます。
出版

これまでの連載から考える健康管理支援事業におけるケースワーカーの役割

生活保護の利用者に限った話ではないですが、健診やワクチン等の予防行動も含め、人々が保健医療機関を受診するまでには数々の障壁があることが知られています(Levesque JF, et al. Int J Equity Health. 2013; Nishioka D. BJGP Open. 2022)。障壁は5つあり、それぞれを具体的に紹介していきます(過去のエントリーでも簡単に紹介したことがあります)。